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危険な内臓脂肪型肥満

内臓脂肪型肥満

内臓脂肪というのは腹腔内の内臓のまわりについている脂肪のことで、これが多いと脂肪肝、高脂血症、糖尿病などを引き起こしやすくなるため、内臓脂肪の多いタイプはハイリスク肥満といわれています。
体脂肪計では皮下脂肪と内臓脂肪を分けて測ることはできません。
隠れ肥満の人の中には体重は重くなく、体脂肪率もそう高くないのに実は内職脂肪型肥満という人もいるのです。
内臓脂肪を正確に診断するためには、おへその高さでCT断層写真をとって内臓脂肪の面積を測定します。
100cm²以上であれば内臓脂肪型肥満と診断されています。
簡単に内臓脂肪を評価する方法として推奨されているのが腹囲(ウエスト周囲径)です。
立った姿勢で軽く息を吐いておへその高さで測ります。
太っているとおへその位置は下がるので、その場合は肋骨の一番下と腰骨の一番上の真ん中の高さで測ります。
また、体型は、内蔵脂肪型肥満はもっとも簡単な目安になります。
「りんご型肥満」は、お腹から上の上半身が太く、お尻や脚は比較的細い。
「洋ナシ型肥満」は、お腹から下の下半身、特にお尻や太ももが太い。
りんご型肥満の方が、内蔵脂肪型肥満が多いといわれています。