わたしが卓球をはじめたのは中学生のときに卓球部に入部したことがきっかけ。気が付けば40代になった今も卓球を続けています。ちょっと大げさにいうと「卓球はわたしの人生の中で切っても切れない存在」なのかも!
そんな卓球、もともと一選手として勝つために続けていた卓球なのですが、まわりからの勧めがあって、2001年からは指導員という立場で卓球に携わっています。
自分が勝つためだけでなく、勝てる選手を一人でも多く育成することが指導員の仕事です。ですから、はじめに指導員を勧めていただいたときのわたしは「人に卓球を教えるなんて、そんな大それたことはできない・・」と自分で考えていたくらいですから、もちろんすんなりとは引き受けられるはずがありません。
転機となったのは、わたしが当時一選手として所属していた地域の卓球チームが県民大会に参加し、3年越しの悲願だった団体戦で初優勝したこと。
そして、全国青年大会でも団体戦で準優勝、シングルスでは念願の優勝を果たすことができたということで、わたしの中で何か一区切り付いたのかもしれません。
これを機にわたし自身は一線から退くことを決意しました。同時にカットマンからドライブマンへ転身。卓球の指導員という仕事を引き受けることになりました。
とはいえ、現在も一選手として右シェイクのオールラウンド、バリバリの現役ですよ!
考えてみると、これまで一所懸命に卓球に打ち込んでこれたおかげで今のわたしがあるのだと感じています。本当にここまでいろんなことがあって、自分自身悩んで迷って苦しかったときに、卓球はとても大きな力をわたしに与えてくれました。もちろん、これからもきっとそうでしょう。
そう、卓球がわたしの元気パワーなのです。
卓球塾クレア
チームくろみ
矢崎 奈美子