私が遠賀郡に住んでいた時に性格は大雑把で変わらないんですが矢崎さん今度試合が有るよ～って言われたら何の大会とか知らずに『はい、出ます』ってな感じで（引っ越ししてきて誘われて地域の試合に参加するようになった）平成10年が福岡県民大会成年の部に初参加でそれからは県民大会と言えば私でしょって位大好きな大会なんです。その時はエース2本ダブっていきなり3位になったんですね。県民大会の成年は優勝したら全国大会にけるよ～って言われてじゃ優勝目指すか!!ってな感じで…軽いのりで…
翌年は団体のメンバーが変わって福大出身のI君（名倉さんに似てるからこれで誰かわかるやろ♪）ナグラで行きます。ナグラが加わりました。成年の部は34才以下の男女で形成される団体戦でダブルスが混合で4単1複なんですよ～ダブルスはナグラが左のドライブで私が右カットの変則ダブルスだったんです。練習の時サイン合わせでナグラの戦型は下回転からドライブ攻撃のタイプで私が変化サーブから攻撃タイプなんですよ。私がサーブ権で変化サーブを出すのに対してチャンスボールに変化が残っているもんだからナグラは攻撃しきらないんですよ。だから下回転の短いのを出せって言うんです。でも、サービスエースが決まるかも知れないからここは出すべきだろ!?って険悪ムードになるんです。ナグラは6つ年下で私もナメられてたまるか!!ってな感じでお互い譲らない感じでした。
あるときやっぱり勝って行く為にはお互いが歩み寄らないと行けないと考えて『私が相手がつつきたくなるような下回転サーブを練習するけんさ～ナグラもここ一本の変化サーブからの3球目攻撃を練習してよ～』って自分達のパターンにあまりない事を練習しました。そして県民大会優勝を望んで出場。決勝で福岡市に負けてしまいました。なんと私が疲労から足がつってしまったんですよ。10試合近くこなしている私にある一人の応援者が「体力無いね～」って言ったんですよ。それから、ムカついてじゃあんたやってみたらって言いたくなる気持ちをぶつけて1年間はロッキーのテーマが私の頭ん中で流れてましたね。スポーツジムに通いつめ（あの時は太ってましたけど5キロ体重を落としました）翌年は体力無いねなんて絶対に言わせない!!そうして私にとって3年越しの優勝を手に入れました。
全国成年大会（東京）では団体が準優勝でシングルスはアベック優勝しました。県民大会は私を育ててくれた大会です。打ち上げてナグラと私は口も聞かなかった二人なんですが、なんか不思議と肩を組んで写真を撮ってたから（お互いが認めた感じ）本当に色々な体験をした大会で思い出になっています。