なみこの人間力

緒方杯

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日曜日に緒方杯が久留米でありました。あれから一年経ったんだなぁ~って思いました。緒方杯は九州大会前で近県の九州大会を意識した選手達が参加されるのでレベルが高い大会です。

以前の私からどんどん遠ざかって行き(練習が足りなくて)自分の強かったDVDを見ると我ながらスゲーって思っていた時の記憶が薄れ『あれは何かが宿っとるよ。私じゃない』って所迄も落ちてしまったのですが、先月寮を引きあげて帰って来た救世主の息子と毎日練習出来る事になり復活をかけて挑もうと思いました。『あのDVDの私に戻る!』

朝6時出発、駐車場がギリギリだと車が多すぎて停められない。8時に到着したが又、駐車してはいけないスペースに割り込んでしまいました。

受付をして組み合わせを見ると私のリーグに九州大会予選で1位になった粒高のMAさんが居ました。私は8。MAさんは最近力を付けていてゼッケンに3の数字がついています。私はつけたくないから付けれる大会も出てないし付けていない。数字は実力の証。

3つ上の短大の先輩が来て「あんたMAさん大丈夫ね?」って声をかけて来ました。

『はい。多分大丈夫と思います。』その先輩とも勝ったり負けたり。誰もが狙っている。

本部に近いコートだったのでアップしていると遠くのコートで試合が終わった息子の高校の先輩で大学1年生のB君が報告に来ました。

「おはようございます。今のゲーム最悪だったんです。バック対バックになって回り込もうと思ったら詰まって上手く回れないんです。そしてビビってしまって」フォアが表ラバーでシェイク前陣

『そうやね~回り込みは練習でやらんと急には出来んからね。ストレートに回すことは出来んかったと?』

「はい。それは考えつきませんでした。最悪です。」

『でも、勝ったんやけ!良いやん!』

「ダメなんです。」

『大丈夫よ!次、頑張り!』

「はい!」

試合の内容とか気さくに話してくる選手。信頼されている。聞いてもらう事で解決策がみつからなくてもヒントが隠れていて良い考えが浮かぶ場合があります。気を付けて試合を見てあげようと思いました。次は良い試合をしていましたよ。又、声をかけてあげたいです。

メンタル面ではやたら話しすぎない事。適度に秘めていた方が良いですね。話する人とかも選んで、って言うのが観覧席で別チームの悪口を言っていたのを関係者が近くにいたのに気付かなくて聞かれていたそうです。悪口やら弱音を吐く人等はいつも他人等のせいにして自己分析が出来てない気がします。自分が大好きだけど自分の事はあまり知っていない。やっぱり何をしに来ているのかを考えるべきで自分の成長を計っていくべきです。生涯学習。

3人の予選リーグが始まり私が先に審判でMAさんとMOさんの試合を見ました。MAさんは粒高ですが以前よりフォアでの攻撃が強化されていました。あの球は速くて重くて返球を落としそうだからフォアへはやらないぞって思いました。

MAさんは途中で変な何が起こったかわからないようなサーブミスをしました。審判の私は何か気になって何度となくサーブを見ていました。するとトスが10センチしか上がってなくて(大体サーブが上手くない人はトスが下手なんですよ)トスが上がってないと忠告しました。

生徒さん聞いて下さい。サーブ練習はトスの練習からです。静止状態から垂直に!誰も文句言われないように20センチ上げて下さい。

割と競っていましたがMOさんの方が、粒高対策が上手いと思いました。3-1でMOさんが勝ちました。

次は私の出番でシングルス初対戦のMOさんと試合です。この方は昨年の九州大会のダブルスの4決定で当たった人です。ダブルスではフルセットで苦戦しました。ブロックが上手いのでよく止められていましたが私がこの人の球を受ける時は大丈夫でした。

作戦のイメージとしてはドライブをかけさせてから私が変化球を送る内容でそれに近付けよう。

私自身はなんとなく先日のレディース大会で自分のやりたいプレースタイルに戻って来たしそれが出来るようになってきたのでそのイメージで戦えました。3と4と8で取れました。この前までの私はフォアが下手くそになり頼っていたバックも振れなくなり球は緩くて飛んで行かないし、速い球は見えない鴨ちゃんでした。

最悪、負けても三つどもえなので2セット取れたら勝ちだなって思いました。隣で先輩がリーグしていて三つどもえでしたが1位で上がりました。

MAさんとの対戦です。私がちょろんとかけたフォアドライブを裏面で強打してきました。やるなぁって思いました。私は裏面打ちさせないようにピッチを上げました。何も出来なくなっていたときは何かやってやろうって考えも起きぬままやられっぱなしですよ。今は阻止出来ます。

私のフォアの切れた球とバックの切れてない球の変化に角度を合わせられずにミスを誘えました。余裕があるときは高度な緩急がつけれるんですよ。我ながら矢崎マジック。やっぱり私、粒高大好きでした。3-0で勝ちました。粒は自己責任と息子が言ってました。

やっと長い暗闇を抜け出して調子の良い私に戻りました。これからはチャレンジの時間です。上位3人のリーグです。

何かやってやろう!って作戦です。試合を見てくれていた友人がどっちが攻撃かわからんね~って言われるくらい攻撃も出来ました。でもまだ、タイミングが速くなって待てなかったプレーや動けなくて体幹が崩れる時も有りました。これは自主連するしかありません。結果は前年度と同じメンバーで成績の3位でした。

また確実に復活宣言出来るように生徒さんと同じ気持ちで頑張って行きたいです。

 

 

4 Comments

  1. お疲れ様でした♬
    だんだん元の矢崎さんに戻ってきたようですねっ!!!

    あたしは、微妙ですが 矢崎さんの調子に乗っかって行きたいな♥
    また練習してください(*´・ω・)(・ω・`*)ネー

    かわいい息子ちゃまにもよろしくお伝えください(*≧∀≦*)

    • お疲れ様です( v^-゜)♪ありがとうございます。
      今年は九州大会の練習の時間が比較的多く取れてますからこのまま調子を上げて行きましょう!又、連絡します

      チョコちゃんの貯金箱が出来たら写メお願いします~

  2. 初めてなみこさんのブログ拝見しました。 最近膝周りが痛く レントゲンを撮りましたが異常ありませんでいた。ブログの中に 膝の重心のかけ方が悪いと
    膝間接の靭帯が伸びてしまうと 書かれてました。 フォーム修正したいと思います。 近くでしたら なみこさんに指導していただきたいのに…..

    • さくらさん
      コメントありがとうございます!
      膝が痛くて動けなかった生徒さん達で何人もの人達が膝の調子が良くなって動けるようになっています。初めに気を付て欲しいことは
      『つま先と膝先の向きを同じにする事』です。同じ向きにして膝を曲げます。
      バスケットボールのピボットで靭帯が伸びる事がよくあるそうです。その原因はつま先と膝先が同じ方向を向いていなくて曲げてしまうからです。
      膝を曲げるときに、がに股になっていないかチェックしてください。がに股の人は膝が外を向いていてつま先が内側に入っている人がいます。確認して曲げてみて下さい。
      次は腰を落としているか?です。膝が悪くなりそうな人は重心が高いです。膝を曲げて腰を落として腿に筋肉を付けて動く練習をしてください。
      横に動く重心移動などは見て見ないと正しく出来ているか不安です。以上の事を気を付けて見て又、お便り下さい。お大事にされて頑張って下さい。

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