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入浴剤の選び方

入浴剤の中にはいろいろな効能を持ったものがあります。
温浴効果や清浄効果などが入浴の主な目的ですが、入浴剤はこれらの効果をよりいっそう高めるために薬事法に基づいて有効成分が配合されています。
市販の入浴剤には、パッケージに主成分が記載されています。自分に合った入浴剤を選びましょう。
さらに入浴剤を選ぶうえで重視したいのが香りです。
五感の中で嗅覚は、一番ダイレクトに神経や精神状態に影響を与えます。 たとえ効能があっても、不快な匂いでは本来入浴中に得られるはずのリラックス効果を得ることができません。
心地よい香りで心のケアもしましょう。

入浴剤の効能と成分

温熱効果と清浄効果を高める入浴剤~あせも、あかぎれなどの予防

炭酸ナトリウム、硫酸マグネシウム、硫酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸カルシウム、塩化ナトリウムなどの無機塩類。

新陳代謝を促進する入浴剤~疲れ、痛みの緩和

炭酸水素ナトリウム、炭酸水素ナトリウムとコハク酸、フマル酸、リンゴ酸など。

血行を促進させ、リラックス効果のある入浴剤

アロエ、ヨモギ、ユズ、桃の葉、ケイヒ、センキュウ、トウキ、ボウフウ、チンピ、カミツレ、ハッカなどの生薬。

清浄効果のある入浴剤

タンパク質分解酵素、パパイン、パンクレチアンなどの酵素と無機塩類。

爽快感のある入浴剤

メントール、炭酸水素ナロリウム、硫酸アルムニウムカリウムなど。

スキンケア効果のある入浴剤

グリセリン、カゼイン、オリーブ油、大豆油、海藻エキス、ワセリン、セラミド、コレステリルエステル、 米胚芽油、スクワラン、ホホバ油、ミネラルオイル、米発酵エキスなど。